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ガザに多額寄付団体、非難浴びる
演劇関係者への支援が本来目的

ブロードウェイショーの観客から、健康問題を抱える演劇関係者への寄付を募る慈善団体「ブロードウェイ・ケアーズ/エクイティ・ファイツ・エイズ」が、40万ドルをガザの人道支援団体に寄付したことを巡り、非難を浴びている。
ショー後のカーテンコールで、同団体のボランティアが、赤いバケツを持って大義を訴え、観劇客から寄付を集める姿をよく見かける。同団体のウェブサイトに記された団体の理念によると、集めた寄付金はHIVやエイズ、最近では新型コロナウイルスのような健康問題を抱えるエンターテイメント業界の個人への直接的な支援に役立てられることになっている。
ただ、同団体は最近、演劇専門誌「プレイビル」で、イスラム組織ハマスとイスラエル軍との間で闘争が激化する中、ガザでの人道支援を行うため「ドクターズ・フォー・ザ・ワールド」と「国際救済委員会」に2度にわたって、20万ドルを寄付したと発表した。同団体に寄付をしたラビのエリカ・ガーソンさんは、記事を見てショックを受けた。寄付の目的について観劇客を欺いているとして、非課税慈善団体を規制するニューヨーク州検事総局に苦情を申し立てた。ガーソンさんは「寄付者は共通認識として、これらの資金が米国の演劇関係者を支援すると信じて寄付をした」と主張している。(13日、ニューヨークポスト)
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