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共同通信
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【ワシントン共同】米特別検察官が捜査報告書でバイデン大統領(81)の記憶力の衰えを指摘したことに関し、ワシントン・ポスト紙電子版は15日、シスケル大統領法律顧問らが公表前に捜査報告書の草稿を確認し、ガーランド司法長官に異議を申し立てていたと報じた。報告書の文言が司法省の指針に「明らかに反している」と指摘したという。
民主党のバイデン氏は11月の大統領選で再選を目指している。共和党から高齢を攻撃材料にされるのを避けようとしたとみられるが、捜査への圧力と批判されそうだ。司法省はシスケル氏に返信した書簡で指針に沿っていると反論し、8日に報告書を公開した。