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共同通信
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青森県八戸市で1月、宮本望愛ちゃん(5)が死亡した事件で、八戸児童相談所が昨年10月末に面会した際の身体の確認は、長袖、長ズボンの着衣の上からの目視だったことが16日、県への取材で分かった。望愛ちゃんの遺体には複数のあざがあり、県警は一家が市内で転居した同月ごろから虐待が常態化した可能性があるとみている。
県警は同日、浴室で水をかけ死亡させたとして、傷害致死の疑いで、母親の菜々美容疑者(21)と、交際相手の関川亮容疑者(31)を送検した。
県などによると、児相は昨年7月28日、関川容疑者による暴力が疑われるとの虐待通告を受けた。10月31日、児相施設で面接を実施した。