Published by
共同通信
共同通信
東京都新宿区は10月末のハロウィーン期間中、繁華街の歌舞伎町周辺で路上飲酒を禁止する条例制定の検討を始めた。隣接する渋谷区が同様に路上飲酒を禁止し、新宿に人が流れてトラブルが増加することが懸念されているためだ。新宿区は6月の議会に条例案を提出し、9月施行を目指す。
新宿区によると、新型コロナウイルス感染症の5類移行で国内外からの観光客が増えているほか、渋谷区が積極的な人流抑制策を実施した昨年は歌舞伎町周辺で人出が増加。路上などにごみがあふれた。特に「トー横」と呼ばれる一角で路上飲酒からトラブルに発展する懸念が高まっている。