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共同通信
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【ミュンヘン共同】ドイツ南部ミュンヘンで16日、欧米首脳らが参加する「ミュンヘン安全保障会議」が開幕した。ウクライナが侵攻を受けて2年になるのを前に、長期的な軍事支援や安保情勢を議論し、結束を強める。18日までの日程で、16日は米国のハリス副大統領が演説し、同盟国を守る決意を表明。ウクライナのゼレンスキー大統領も17日に登壇し、先細りが懸念される欧米の支援継続を呼びかける。
米国では、ウクライナ支援を含む緊急予算案について、下院での可決の見通しが立っていない。欧州連合(EU)は500億ユーロ(約8兆円)の巨額支援に合意しており、各国が米国の行方を注視している。