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共同通信
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【ワシントン共同】米南部ウェストバージニア州選出の民主党中道派マンチン上院議員(76)は16日、11月の大統領選で二大政党ではない「第3の候補」としての出馬を見送ると表明した。米メディアが報じた。出馬すれば支持率が低迷する民主党のバイデン大統領(81)の票を奪うとの見方が出ていた。バイデン氏に追い風となりそうだ。
マンチン氏はウェストバージニア大で演説し、有力候補の勝利を妨害するだけの候補にはなりたくないとし「出馬にふさわしい時期ではない」と述べた。バイデン氏と再対決の可能性が高まる共和党のトランプ前大統領(77)の返り咲きを阻止する狙いもあったとみられる。