米「数カ月で関係正常化の機会」

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共同通信
7日、イスラエル中部テルアビブで記者会見するブリンケン米国務長官(AP=共同)

 【ミュンヘン共同】ブリンケン米国務長官は17日、イスラエルがアラブ諸国と関係を正常化し、安全を確保する「またとない機会」が今後数カ月以内にあるとの見解を示した。そのためにパレスチナ国家樹立が「急務」と述べた。ドイツでのミュンヘン安全保障会議で語った。

 ワシントン・ポストによると、バイデン政権と一部のアラブ諸国が、パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結後のイスラエルとパレスチナによる長期的な和平案を策定している。

 ブリンケン氏は「事実上、全てのアラブ諸国がイスラエルとの関係正常化を望んでいる」と指摘。パレスチナ国家の運営を担えるよう、アラブ諸国がパレスチナ自治政府に改革を促していると語った。