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共同通信
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北極圏の刑務所で死亡したロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏を追悼する動きは18日もモスクワや第2の都市サンクトペテルブルクなど各地で続いた。人権団体「OVDインフォ」は同日、当局が遺体を親族側に引き渡すよう求める連邦捜査委員会宛ての市民のアピールが1万2000件を超えたと明らかにした。
ナワリヌイ氏の死亡が伝えられた16日以降、ソ連時代の政治弾圧犠牲者の記念碑などに献花して、同氏を追悼する市民が後を絶たない。政権側は無許可の街頭行動の疑いで一部を拘束。OVDインフォによると、18日までの3日間に39都市で計約400人が身柄を拘束された。