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共同通信
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トヨタ自動車がSUV「ランドクルーザー」シリーズの新型車「250」の国内発売を1~2カ月程度遅らせることが20日、分かった。品質の確認を優先するためで、販売店に示していた発売日程を従来の3月中旬から4月中旬以降に延期する。
販売店に対し、車の量産に必要な認証作業をより丁寧に実施するためなどと20日までに伝えた。販売関係者の一部ではトヨタグループで相次いでいる認証不正が影響したとの見方もあるが、直接的な関連はないもようだ。
ランクルは1951年に初代が誕生した人気のSUVで、世界各地で1千万台超の販売実績がある。昨年8月に公開した250はシリーズの新たな中核モデルという位置付け。