事故発生時の機器故障特定

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共同通信
鹿児島県・屋久島の安房港に引き揚げられた、米軍CV22オスプレイの残骸とみられるもの=2023年12月4日

 【ワシントン共同】昨年11月に起きた鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、米空軍特殊作戦司令部は20日、事故の際に発生した機器の故障を特定したと発表。故障の原因は不明とし、分析を続けていると説明した。

 NBCニュースは20日までに、米軍がギアボックスの不具合の可能性を検証していると報じた。オスプレイは左右両側にエンジンとプロペラがあり、ギアボックスが付いている。NBCによる過去の事案の検証で、ギアボックス内から金属片が見つかったケースが22年7月以降で少なくとも7件あった。

 NBCは複数の米軍高官の話として、数週間以内に飛行を再開する可能性があるとも伝えた。