勤続50年、ありがとう斉藤義一先生
NJ補習授業校で大親睦会

ニュージャージー補習授業校は2月17日、校舎のパラマス移転25周年を迎えて、同校で大親睦会を開いた。生徒や父母だけでなく、卒業生やその保護者などが集まり、25周年を祝うとともに、昔話に花を咲かせた。同時に、斉藤義一先生の勤続50周年を祝い、倉西美由紀事務局長(ニューヨーク日本人教育審議会)から感謝状を、高畑誠校長より記念の品が、斉藤先生に手渡され、かけつけた生徒たちによって盛大な拍手につつまれた。
斉藤先生は1974年2月16日、NY補習校(当時)の教員となり、以来50年にわたり、多忙な米国の大学の教授職を務める傍ら、補習校高等部の担任として、日米の架け橋となる子供たちの指導育成に携わってこられた。また長年にわたり、学校行事とは別に、高等部生徒のために、2泊3日の夏休みキャンプ旅行を、自費にて実施。キャンプは、週一回しか会えない補習校生徒間の親睦と結束を高め、同校での大きな思い出として、卒業後の生徒間で語り継がれている。中等部の生徒や保護者の中には、斉藤先生のクラスに入り、キャンプに参加することを目標の一つとして、補習校を続けてきた、という声も聞かれるほどである。
参加した卒業生や保護者からは、「斉藤先生の授業がすごく楽しかったです。キャンプの思い出もずっと心に残っています」、「卒業以降もお世話になりました。もう卒業してから6年がたちましたが、今でもこの補習校の思い出は色あせていません」、「先生の情熱は今でも娘のなかに宿っています」、「子供達が教わることは叶わなかったが、目指すべき教師の姿をみせていただきました」といった声が聞かれた。
また、高等部担任としてだけでなく、本業であるコンピューター・サイエンスの知識を生かし、審議会傘下の学校のために、生徒管理システムを単独で構築、その後はその維持も担当。同システムは、生徒管理と授業料管理を一体化させたもので、現在のコンピューター・システム構築会社も舌を巻くほどのものであった。
このように、補習校担任教師としてだけでなく、課外活動を自主的に実施し、また学校運営面では基幹システムを構築するなど、まさに今日のニューヨーク、ニュージャージーにおける日本語教育体制を築いてこられた50年だった。ありがとう、斉藤義一先生、51年目以降もよろしくお願いします。
(写真と文 武田秀俊)

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