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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、1月30、31両日に開いた前回連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表した。出席者はおおむね「物価上昇率が持続的に(目標の)2%に向かっているという確信が深まるまでは、政策金利引き下げは適切ではない」との見方を示し、早期の利下げに慎重な姿勢を示した。
1月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が市場予想を上回ったことなどを背景に、金融市場では早期の利下げ開始への期待感が後退している。FRBは昨年12月に公表した経済見通しで、年内の計3回の利下げを見込んでいた。
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