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共同通信
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タス通信などは23日、アルメニアのパシニャン首相が、旧ソ連圏6カ国でつくるロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」への参加を凍結したと述べたと報じた。
アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフを巡る軍事紛争で敗北。昨年、実効支配を完全に失った。パシニャン氏はCSTOの支援がなかったとして不満を表明し、欧米への接近を強めていた。CSTO参加凍結でロシアとの一層の関係悪化は必至。
パシニャン氏はフランスのテレビとの会見で、CSTOは「義務を果たさなかった」と説明。一方、国内のロシア軍基地閉鎖については「今はない」と否定した。