不凍液購入の証拠隠滅図ったか

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共同通信
14日、警視庁浅草署に入る細谷健一容疑者

 東京都台東区の自宅で昨年3月、次女=当時(4)=に不凍液と抗精神病薬を摂取させ殺害したとして、父親細谷健一容疑者(43)と母親志保容疑者(37)が逮捕された事件で、警視庁が両容疑者から押収したパソコンやスマートフォンを解析した結果、不凍液の購入に使ったインターネット通販のアカウントが削除されていたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。証拠隠滅を図った疑いがある。

 捜査関係者によると、解析では、次女美輝ちゃんが亡くなるまでの1カ月間に不凍液を購入した履歴を確認。1年以内に抗精神病薬「オランザピン」を購入した履歴も把握しており、これは別のネット通販で買っていた。