女性幹部自衛官、パワハラで戒告

Published by
共同通信
防衛省

 航空自衛隊は22日、職場で書類を机にたたきつけるなどのパワーハラスメントをしたとして、航空システム通信隊に所属する女性幹部自衛官を戒告の懲戒処分にした。隊は、東京・市ケ谷基地に拠点を置き、通信ネットワークの維持管理やサイバー攻撃への対応などが任務。空自は階級や年齢を明らかにしていない。

 空自によると、幹部自衛官は昨年6月28日、基地の執務室で、同僚の隊員に威圧的な言動で接し、職場環境を悪化させた。目撃した別の同僚が報告した。

 自衛官は調査に不適切だったと認め「この同僚から威圧的で侮辱と取れる発言を受けたことがあり、謝罪を求めた。原因は相手にある」と説明していた。