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共同通信
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ロレックスなどの高級腕時計を所有者から預かり、貸し出すシェアリングサービス「トケマッチ」の運営会社が1月末に突然解散した。1500本に上るとされる腕時計の一部は返却されておらず、フリーマーケットサイトに出品されたとの情報も。業界団体には100件以上の相談が寄せられており、所有者は「腕時計はどこへいったのか」と不安を募らせる。
運営会社「合同会社ネオリバース」(大阪市)のホームページ(HP)などによると、トケマッチは2021年1月に開始。腕時計の査定額に応じた使用料を所有者に毎月支払い、利用者からレンタル料を受け取る仕組みで、23年8月には時計の総数が1500本に達したとしていた。