Published by
共同通信
共同通信
京都市長選で初当選した元官房副長官の松井孝治市長(63)が26日、市役所に初登庁した。2008年から4期務めた門川大作氏(73)の退任に伴う16年ぶりのトップ交代。職員や支援者ら約500人に拍手で迎えられた松井氏は、京都府との協調や市民の行政参加を進めながら「わくわくするような素晴らしい京都市をつくっていきたい」と抱負を述べた。財政難や若い世代の転出問題などを念頭に「京都は大きな課題を抱える一方、非常に大きな可能性がある。若い方々が希望を持てる新しい町にしたい」と話した。
松井氏は京都市生まれ。旧通産省を経て01年の参院選で初当選し2期務め、鳩山内閣当時の09、10年に官房副長官だった。