休戦巡りカタールへ代表団

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共同通信
パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、イスラエル軍の攻撃で破壊された建物のがれきと、座る少年=23日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのメディアは25日、同国の代表団が26日にガザの休戦案について協議するため、仲介役のカタールに派遣されると報じた。政府筋によると、ハマスが拘束する人質の解放交渉が今後2週間以内にまとまり実行に移されるなら、イスラエルが準備するガザ最南部ラファへの軍事作戦は延期されるとしている。

 ネタニヤフ首相は25日の米テレビのインタビューで「休戦案が合意に達しても(侵攻の時期が)幾分か遅れることになるだけだ」と述べ、休戦案合意にかかわらず、ラファへの地上侵攻を実施する考えを強調した。

 戦闘終結を求めてきたハマスとの隔たりは大きいままとみられ、協議は難航する可能性がある。