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共同通信
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【ワシントン、エルサレム共同】イスラエル首相府は26日、軍が民間人保護を含むパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの侵攻作戦計画を策定し、戦時内閣に提出したと発表した。イスラム組織ハマスと休戦や人質解放で間接交渉を続ける中、準備を着実に進める実態が浮かんだ。ネタニヤフ首相は25日、休戦案合意にかかわらずラファに侵攻する考えを強調した。
ネタニヤフ氏は米CBSテレビのインタビューで「ラファはハマスが四つの大隊を残す最後のとりでで、そのままにしておけない」と指摘。「休戦案が合意に達しても(侵攻の時期が)幾分遅れるだけだ」と語った。