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共同通信
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新潟市のアパートで2018年、同居する男性=当時(49)=をナイフで刺して死なせたとして傷害致死罪に問われたフリーター伊藤寿哉被告(46)は27日、新潟地裁(小林謙介裁判長)で開かれた差し戻し裁判員裁判初公判で「私は男性を刺していない」と述べ、改めて否認した。
差し戻し前の地裁判決(20年3月26日)は、事故の可能性が否定できないとして無罪を言い渡したが、東京高裁は「十分な検討に基づいた結論とは言えない」と指摘して差し戻し、最高裁で確定していた。
被告は18年10月26日、鈴木理文さんの自宅で、鈴木さんの右腕をナイフで2度突き刺し、出血性ショックにより死なせた罪に問われた。