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共同通信
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【台北共同】日本大使館に代わる対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所が26日、台北市のホテルで天皇誕生日の祝賀レセプションを開催し、蔡英文総統と次期総統の頼清徳副総統がそろって参加した。事務所によると、正副総統が同時に参加するのは初めて。対日関係を重視する姿勢を鮮明にした。
蔡氏はあいさつで、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に建設した第1工場の開所に触れ「台日協力でそれぞれの産業が国際舞台で優位性を獲得している」と強調した。
レセプションには最大野党、国民党の韓国瑜・立法院院長(国会議長)や第2野党、台湾民衆党の柯文哲主席も出席した。