尖閣沖から台湾離島へ移動

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共同通信
2022年8月、南シナ海のアユンギン礁付近で、覆いが外された中国海警局の艦船の艦砲(フィリピン沿岸警備隊提供・共同)

 【北京共同】中国海警局は27日までに福建省に近い台湾離島、金門島の周辺で25日にパトロールや演習をしたとする画像や動画を公開した。沖縄県・尖閣諸島周辺を航行した海警局の大型船が写っており、金門島へ移動したもようだ。海警局は東シナ海で現状変更を狙い、日台双方に圧力を加えた。

 大型船は「海警2202」。機関砲を搭載しているとみられる。中国の軍事専門家は強力な火力を備え、ヘリコプターの発着ができると香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストに解説した。

 海警局が25日に公開したパトロールの画像に海警2202が写っていた。