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共同通信
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1974~75年に起きた連続企業爆破事件の一つに関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗り、今年1月に病死した男について、警視庁公安部がDNA型鑑定などで身元を容疑者本人と特定したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。指名手配容疑を含む五つの事件に関与したとして同容疑で27日にも書類送検する方針。
男と親族のDNA型鑑定で「親族関係に矛盾なし」との結果が出ていた。公安部は鑑定結果などを踏まえ、本人と判断。49年の逃亡生活の実態や支援者の有無を引き続き調べる。