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共同通信
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地方移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)は29日、窓口訪問やセミナー参加などを通じた2023年の移住相談件数が5万9276件だったと発表した。前年比13.3%増で、3年連続で過去最多を更新した。窓口に相談に来た人を対象とした都道府県別の移住希望地では、静岡が4年連続で首位に立った。
担当者は「コロナ禍を機に、生活を見直す人が増えている。テレワークなど働き方が多様化した影響も大きい」と話した。
移住希望地で1位の静岡は東京からのアクセスの良さが強みで、年代別では30代と50代以上で最も人気があった。2位は群馬で、前年9位からランクアップ。3位は栃木。