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共同通信
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海上保安庁が、羽田空港の航空機衝突事故を受けて停止していた羽田航空基地職員による航空機運用に関し、ヘリコプターを再開すると決めたことが29日、海保への取材で分かった。再開は3月1日から。固定翼機については未定としている。
海保によると、羽田基地には固定翼機4機とヘリコプター2機が所属。事故があった1月2日以降、職員の心のケアや安全体制の再確認を図るため運用を停止し、他の航空基地が対応していた。
一定の対策が取れたとして、パイロットらが技能を取り戻すための慣熟飛行訓練を1日から再開。様子を見て通常体制に復帰させる。固定翼機も再開を検討しているが時期は決まっていない。