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共同通信
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【ワシントン共同】米中央軍は2日、ヨルダン空軍と協力し、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザに人道支援物資を投下した。ガザでは食料不足が懸念されており、C130輸送機3機から計3万8千食以上をパラシュートで落とした。昨年10月の戦闘開始後、米国が支援物資を投下するのは初めて。
バイデン大統領はX(旧ツイッター)に「ガザに届く支援は到底十分ではない。われわれはできる限りの手を尽くす」と投稿した。
ヨルダン空軍が昨年11月、ガザの病院に医療物資を投下するなど各国も空からの人道支援に動いている。今回、米国の支援に水や医薬品は含まれなかった。