反戦候補の選挙不参加が確定

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共同通信
2月、ロシア中央選挙管理委員会の会合で訴えるナデジディン元下院議員=モスクワ(AP=共同)

 ロシア最高裁判所は4日、ウクライナ侵攻に反対して今月15~17日投票のロシア大統領選に立候補を目指したナデジディン元下院議員の候補者登録を拒否した中央選挙管理委員会の決定を最終的に合法と認めた。ナデジディン氏の異議は退けられ、不参加が確定した。タス通信が伝えた。

 ナデジディン氏は候補者登録に必要な10万人以上の有権者署名を提出したが、中央選管は無効の署名が多数含まれているとして登録を拒否した。陣営は決定を不服として2月16日に最高裁に提訴。同21日に訴えが退けられたため異議を申し立てていた。(共同)