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共同通信
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政府は5日、16歳以上の自転車の交通違反に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度を導入する道交法改正案を閣議決定した。自転車走行中の携帯電話使用(ながら運転)や酒気帯びにも罰則を新設。改正法案は今国会に提出し、成立すれば、青切符制度は公布から2年以内に、ながら運転、酒気帯びは6カ月以内に施行する。
起訴を見据えた捜査が必要な現状の交通切符(赤切符)交付より処理時間が大幅に短縮できる。成立すれば、効率的な取り締まりと違反者への安全運転の指導が可能になる。自転車の取り締まりが大きく変わることになる。
反則金の額は原動機付き自転車並みの5千~1万2千円ほどになる見込みだ。