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共同通信
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【ワシントン共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いは5日、15州の予備選などが集中する天王山スーパーチューズデーを迎え、各州で投票が続いた。序盤戦で強さを見せつけたトランプ前大統領(77)が、ヘイリー元国連大使(52)に圧勝する勢い。ヘイリー氏が撤退を判断するかどうかも焦点となりそうだ。大勢判明は日本時間6日午後の見通し。
民主党も14州と米領サモアで予備選などを実施し、中西部アイオワ州の結果も発表。再選を目指すバイデン大統領(81)に有力な対抗馬はおらず、指名獲得の流れを、さらに確実にする見通し。本選はトランプ氏とバイデン氏による再対決の構図が固まりつつある。
トランプ氏は5日、FOXニュースで「うまくいけば全ての州で勝利できるだろう」と自信を見せた。ヘイリー氏も同ニュースに出演し、国民の多くは高齢のバイデン氏とトランプ氏の再対決を「大きな間違いだと考えている」と強調した。
共和党の指名争いは、正式に候補を決める7月の党大会で投票権を持つ代議員2429人の過半数獲得を競う。