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共同通信
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【サンパウロ共同】トヨタ自動車は5日、ブラジルでの生産能力拡大を目指し、2030年までに110億レアル(約3300億円)を投資する計画を発表した。
ブラジル南東部サンパウロ州ソロカバの工場を拡充するなどし、2千人を新たに雇用する。エタノールなどアルコール燃料とガソリンのどちらでも走れる「フレックス燃料車」のハイブリッド車(HV)などを生産する。
ブラジル政府も5日、投資計画を歓迎する声明を発表。ルラ大統領は、自身のX(旧ツイッター)に「ブラジルの経済にとって重要な一歩だ」と投稿した。
トヨタは5日の発表の中で「ブラジルでの事業をさらに加速させる野心的な計画がある」とも強調した。