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共同通信
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東証プライム上場の建設会社ヤマウラ(長野県駒ケ根市)の子会社の預金約計2億9千万円を着服したとして、長野県警は6日、業務上横領の疑いで同社の元経理担当だった村田浩幸容疑者(63)=懲戒解雇=と、長男の俊樹容疑者(35)を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、2人は共謀し、2020年12月25日に子会社「ヤマウラ企画開発」(東京)の預金を別の企業や俊樹容疑者側に振り込み、着服した疑いが持たれている。
2人は俊樹容疑者が経営する会社の口座に昨年2月に3億6千万円を振り込み横領した疑いで、先月14日に逮捕されていた。