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共同通信
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【カイロ共同】エジプト中銀は6日、通貨エジプトポンドの為替相場の決定を「市場に委ねる」と発表した。ロイター通信によるとエジプト当局は通貨の大幅安を防ぐため1ドル=30.85ポンド前後で相場を管理していた。発表後にポンドは対ドルで3割以上下落し、過去最安値を更新した。
エジプトではインフレの長期化やパレスチナ自治区ガザでの戦闘を受け、経済状況が悪化しており、政府は支援を受けるため、国際通貨基金(IMF)と協議を続けている。IMFは条件として柔軟な為替相場への移行を求めていた。
ロイターによると、現地時間6日正午ごろまでに1ドル=48ポンド前後まで下落した。