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共同通信
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高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」の運営会社の元代表が業務上横領容疑で指名手配された事件で、返却されていない時計は元代表が出国した1月に集中して売却されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は、元代表が海外逃亡を計画した上で一斉に売却したとみており、組織性の有無も捜査している。
会社は1月31日に解散を発表。元代表小湊敬済こと福原敬済容疑者は同日に成田空港から出国した。直前にキャンペーンを実施し、多くの時計を集めた。
捜査関係者によると、警視庁が被害届を受理したり、相談を受けたりしている所有者の時計は複数の都府県で売却され、1月に集中していた。