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共同通信
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「ルフィ」などと名乗り広域強盗事件を指示したとされるフィリピンを拠点とした特殊詐欺グループの幹部のうち、リーダー格の渡辺優樹容疑者(39)=強盗致死罪などで起訴=について、警視庁捜査2課は7日、2017年の特殊詐欺事件に絡む詐欺などの疑いで再逮捕した。捜査2課によると、渡辺容疑者は当時、タイを拠点とした別のグループのリーダー格だった。
昨年2月の強制送還以降、渡辺容疑者を特殊詐欺事件で逮捕するのは8回目。
再逮捕容疑は仲間と共謀して17年8月、新潟県の高齢女性に電話し、警察官に成り済ましてキャッシュカード2枚をだまし取って現金約40万円を引き出した疑い。