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共同通信
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公明党の高木陽介政調会長は6日の記者会見で、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国輸出を巡る岸田文雄首相の国会答弁を前向きに評価した。「首相は丁寧に説明された。国民の理解は深まっていくと感じている」と述べた。一方で「歯止めをどうするかが課題として残っている」とも指摘した。
戦闘機輸出を巡っては、首相が参院予算委員会で必要性を説明。輸出解禁に慎重な公明の山口那津男代表は議論を進める考えを示すなど、柔軟な姿勢を見せ始めている。
高木氏は会見で、7日の党内議論を経た後、週内にも自民党の渡海紀三朗政調会長と3回目の協議に臨むと表明した。