札幌の頭部切断、親子起訴

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共同通信
田村修被告(本人のフェイスブックより)

 札幌市の繁華街ススキノのホテルで昨年7月、男性会社員=当時(62)=が殺害され頭部が切断された事件で、札幌地検は6日、殺人と死体損壊、死体領得、死体遺棄の罪で、無職田村瑠奈容疑者(30)=同市厚別区=を起訴した。

 父親で同居していた精神科医の修容疑者(60)を、瑠奈被告の行為を手助けしたほう助の罪で、母親の浩子容疑者(61)を死体遺棄と同損壊のほう助罪で、それぞれ起訴した。地検は2月28日までの半年間、3人を鑑定留置し、刑事責任を問えると判断した。

 3人は共謀し、男性を殺害して首を切断し、頭部を運び出すなどしたとして、殺人と死体損壊、同領得、同遺棄の疑いで逮捕されていた。