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共同通信
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東京電力福島第1原発事故後、営業を休止していた福島県双葉町の双葉郵便局は7日、町内の移転先に建て替えられ、13年ぶりに再開した。日本郵便によると、営業する郵便局が一つもない自治体は全国で双葉町だけだったが、これで解消した。
第1原発が立地し、全町民が避難を強いられた双葉町は、2022年8月に帰還困難区域のうち町中心部など一部の避難指示が解除されて現在約100人が暮らす。新しい郵便局はJR双葉駅や町役場に近く、住民の利便性向上が期待される。
日本郵便によると、東日本大震災と原発事故の影響で休止している郵便局は岩手、宮城、福島3県に計37局あるという。