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共同通信
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海上保安庁は7日、羽田空港で日航機と衝突、炎上した羽田航空基地所属のボンバルディアDHC8―300型「みずなぎ1号」の本体部分を事故現場の滑走路付近から撤去する作業を始めた。機体は当面、空港内にある民間企業の倉庫で保管する予定。
事故は1月2日に発生。C滑走路に着陸した札幌発の日航516便エアバスA350―900型と海保機が衝突した。海保機の乗員5人が死亡し、機長が重傷を負った。事故後、C滑走路は閉鎖。日航機の撤去や舗装の修復などを経て1月8日に運用を再開した。
海保機はこれまで滑走路付近の草地に置かれていた。長期保管する場所のめどが立ち、再度移動することになった。