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共同通信
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能登半島地震で被災した石川県七尾市の市立中学4校で8日、卒業式が行われ、計約360人が門出を迎えた。地震後の混乱で学校生活が中断したものの、生徒たちは晴れやかな表情で学びやを巣立った。
断水が続く市立能登香島中では約50人が卒業。同校では地震の影響で1月21日まで休校が続いていた。再開後も給食やスクールバスが一時休止し、中には避難先からオンラインで授業を受けていた生徒もいたという。
代表の崎田慧さん(15)は卒業式で「先行きの見えない生活を強いられた。それでも私たちは負けなかった。もう二度とこんな生活はしたくないけれど、逆境を乗り越えられた自分たちを誇りに思う」と力強く答辞を述べた。