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共同通信
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高級腕時計を所有者から預かり、貸し出すシェアリングサービス「トケマッチ」を運営していた合同会社の元代表が業務上横領容疑で指名手配された事件で、返却されていない時計は元代表に加え、別人物の名義でも売却されていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査2課は、協力者がいた可能性があるとみている。
捜査関係者によると、サービスを運営していたのは「合同会社ネオリバース」(大阪市)で、元代表は小湊敬済こと福原敬済容疑者(42)。遅くとも昨年11月ごろからは時計を貸し出した形跡が確認されておらず、捜査2課はサービスの実態についても調べている。