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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は7日、一般教書演説で「台湾海峡の平和と安定」の維持を強調し、軍事圧力を強める中国をけん制した。バイデン氏が一般教書演説で台湾問題について直接言及するのは初めて。ただロシアのウクライナ侵攻や中東情勢への対応に追われる中、過去に比べて対抗するような表現を抑制し、米中関係を安定化させたい意図がにじんだ。
1月の台湾総統選では中国が「独立派」と見なす民主進歩党の頼清徳副総統が勝利し、5月に就任する予定。バイデン氏は今春に模索する習近平国家主席との電話会談も含めて中国側と意思疎通を重ね、台湾海峡の緊張激化を防ぐ考えだ。