JFKとニューアーク、高い遅延率
7位と10位にランクイン、春休み控え
ギャンブル関連サイト「aGamble.com」がこのほど発表した「春休みシーズンの旅行に最悪の空港」に、ニューアーク国際空港(EWR)とジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)がランクインした。学生が春休みに入り混雑が予測される3、4月に遅延のリスクが最も高い空港を特定しようと、米運輸局のフライト出発データを評価した。
7位のEWRは遅延率が25.81%、10位のJFKは25.06%。両空港は、年間を通して常に全米のワーストにランクインしている。1位は、39.5%のフォートローダーデールで、オーランド空港(32.6%)が3位、マイアミ空港(30.1%)が6位と、フロリダの3空港が入った。
連邦航空局によれば、遅延は清掃や貨物の積み込み、技術検査、乗務員の遅れ、重量バランスの遅れなどさまざまな要因で引き起こされる。加えて、旅行需要が減ったパンデミックの間、航空会社が人員削減を行い、パイロットや客室乗務員の不足が続いているのも一因だ。一方、春休みシーズンの遅延が最も少なかったのは、定時出発率が83.8%のピッツバーグ国際空港で、ポートランド国際空港(83.2%)、シンシナティ/ノーザンケンタッキー国際空港(82.2%)、ワシントン・ダレス国際空港(82%)と続いた。(6日、タイムアウト)
→ニューヨークの最新ニュース一覧はこちら←