Published by
共同通信
共同通信
高校の教科「情報」を担当する公立校の教員4411人のうち、正規の免許を持っていないのは2023年5月時点で4.4%(192人)だったことが文部科学省の調査で分かった。前年同時期の16.7%から12.3ポイント減った。
文科省は、都道府県教育委員会が免許所有者の採用を進めたほか、免許を持っていながら主に他教科を指導している教員に情報担当に回ってもらうなどの対策を取ったことで状況が改善したと説明している。24年度に、正規免許を持たずに教える教員がゼロになることを目指す。
プログラミングやデータ活用などを学ぶ情報は、25年1月の大学入学共通テストから新教科として加わる。