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共同通信
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女性が政治に参画することの意義や課題を探るシンポジウムが10日、福岡県春日市で開かれ、参加した福岡と佐賀の女性地方議員3人が「声を上げれば世の中は変わる」などと訴えた。
シンポは政治家を目指す女性を育成する「パリテ・アカデミー」が主催するトレーニング合宿の一環で、九州開催は初。共同代表の三浦まり・上智大教授は「九州では女性議員が増え、風が吹いている。(開催を機に)ネットワークが広がることを期待する」と述べた。
登壇した佐賀県の一ノ瀬裕子県議は、自身の訴えを機に高校の個室トイレに生理用品が備え付けられた経験から「声を上げれば世の中が変わることが何よりの醍醐味」とやりがいを強調した。