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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ政府でクリミア政策を統括するタミラ・タシェワ大統領常任代表が11日までに共同通信のインタビューに応じ、ロシアは実効支配する南部クリミア半島を「制御できていない」と述べ、ロシア軍施設を狙ったウクライナ軍の作戦が成功しているとの認識を示した。欧米の支援を得られれば「軍事的に取り戻すことが可能だ」と訴えた。
ロシアが2014年にクリミア併合を宣言してから18日で10年。タシェワ氏はロシアがクリミアを軍事拠点化して22年以降の侵攻を進めたと批判し「領土だけでなく安全保障の問題だ」として奪還の重要性を強調した。