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共同通信
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能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市で12日、市立中学校の卒業式が行われた。緑丘中は体育館が避難所として使われているため、市内の多目的ホールで開催。山岸昭彦校長は「日常生活は大きく変化したが、将来に向けて学習する姿は力強く輝いていた。心のつながりを大切に未来へ歩みだしてください。一人一人が復興への力になる」と呼びかけた。
卒業生約40人は在校生や保護者に見守られ、卒業証書を受け取った。
珠洲市からは1月、中学生102人が集団避難した。卒業式を前に、3年生は金沢市の宿泊研修施設「医王山スポーツセンター」を退所し、珠洲市に戻った。