消えた人気メニュー、復活へ
鶏ギョウザなど、給食に再登場
ニューヨーク市は、学校給食から人気メニューが削除されたことに対する批判の高まりを踏まえ、方針を転換する。市教育局(DOE)は6日、市の学校のカフェテリアに、フレンチトーストスティック、豆とチーズのブリトー、チキン・ダンプリング(鶏ギョウザ)が再登場すると、正式に発表した。今月末か4月上旬に復活する予定だ。
チョークビートが1月に最初に報じたところによると、市当局は先月、学校給食プログラムにかかる予算6千万ドル削減の一環として、人気メニューを削除した。これを受け、生徒や保護者、給食擁護者らは、人気メニューがなくなったことで、生徒が給食を食べなくなったり、ゴミ箱に捨てたりする可能性が出てくると訴えていた。
7日に行われた給食従事者を称えるイベントで、デビッド・バンクスDOE局長は、一部のメニューの復活を「生徒からの抗議を受けたもの」とし、変更を求めて声を上げた点を奨励した。一方、ベーグル・スティックやチキン・ドラムスティック、ワカモレ、クッキーなどの人気メニューは、削除されたままだ。食物栄養サービス局のクリス・トリカリコ上級事務局長は「市は今後数カ月のうちに将来のメニューを検討し、更なる品目を復活させる予定だ」と述べている。(7日、チョークビート)
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