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共同通信
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一般ドライバーが自家用車で有償送迎する「ライドシェア」の2025年大阪・関西万博での導入を巡り、大阪府の吉村洋文知事は12日、国の制度案ではタクシーが1日最大約2200台不足するとの試算を公表した。タクシー事業者の管理下で地域や時間帯を限定する形では供給が追い付かないため、府内全域での24時間運行といった対応策が必要だと強調した。
府と大阪市の試算によると、万博期間中のピーク時でタクシーは1日最大2400台の供給不足が発生。国の制度案に基づくライドシェアの稼働は、最大でも1日200台にとどまる見込みだとした。