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共同通信
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自治体が実施主体となり一般ドライバーが自家用車で有償送迎する「自治体ライドシェア」の本格運行が12日、石川県加賀市で始まった。同市の加賀温泉の宿泊施設は、能登半島地震の被災地から2次避難している人々を受け入れており、市は避難者や観光客らの利用を見込む。
市によると、被災者約1600人が避難中。宮元陸市長は記者会見で「避難者の買い物や通院などの移動手段も必要。ぜひライドシェアを使ってほしい」と強調した。
16日に延伸開業する北陸新幹線は、加賀温泉駅に停車する。観光客増加に対応するため、午前7時~午後7時は市内の温泉街や住宅地で、午後7時~11時は市内全域で運行する。