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共同通信
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徳島市の内藤佐和子市長(39)が、任期満了に伴う4月7日投開票の市長選に立候補しない意向を周辺に伝えたことが分かった。関係者が12日、明らかにした。現在1期目で、2020年の初当選当時は歴代最年少の女性市長だった。昨年9月に交流サイト(SNS)上で、再選を目指して出馬すると表明していた。
遠藤彰良前市長(68)を破った内藤氏は就任後、保育園の施設整備補助事業への支出取りやめをはじめ、市政の方針を急転換。反発した市民がリコール(解職請求)を目指して署名を提出し、混乱が続いていた。
市長選には遠藤氏の他、自民党元衆院議員の新人福山守氏(71)が立候補を予定している。